運用データ
運用番号・色は当wikiで勝手に付番しているものであり、江ノ島電鉄公式の見解ではありません。
運用番号・色を使用して江ノ島電鉄関係者などへの問い合わせ等はご遠慮ください。
運用を確認・報告するときに使うと便利な江ノ電運用報告文面作成ツールもあわせてどうぞ。
なお、えきから時刻表で掲載されている列車番号は間違いですので、ご注意ください。
2011年4月修正分ダイヤ(2017年の時点で最新)
列車番号・運用番号つき交換場所時刻表
運用別流れ(箱ダイヤ)
運用別藤沢・鎌倉駅時刻表
運行図表
時刻・運用・交換場所早見表
早見表の使い方
表Aが時刻。表Bが列車の位置と駅・信号所をそれぞれ示していて、必要に応じて「状態」という形で紐付けることにより活用できる中級者向けの早見表である。
これをスマホに保存しておけば、江ノ電の撮影・乗車などに活躍できることだろう。
■任意の時間からその場所にいる列車の運用番号を確認する
10:00は表Aから状態Cであることがわかる。表Bの状態Cから藤沢には[2]がいて、江ノ島では海側に[3]山側に[1]が入線・交換する。
10:00に藤沢で[5]を待つ場合、[5]があるのは表Bの状態I。表Aより次の状態Iが10:36であることがわかる。
■任意の場所で次に来る列車の運用番号と列車の行先を確認する
七里ヶ浜は、峰ヶ原と稲村ヶ崎の間に位置する。表Bから峰ヶ原の鎌倉行と稲村ヶ崎の藤沢行を上から下へ参照する。
藤沢行[3]が行った後は鎌倉行の[6]、藤沢行[4]、鎌倉行[1]…の順で列車が来ることがわかる。
■任意の2つの列車が交換する場所と時刻を確認する
[2]と[6]の交換場所は、表Aから[2]と[6]が隣り合っている2ヶ所を探す。
江ノ島では[2]と[6]が隣り合っているのは状態A。表Bから状態Aの7:24、8:36…19:24に。
また、稲村ヶ崎では状態Gの8:00、9:12…20:00に交換が行われることがわかる。
なお、[2]と[5]のように峰ヶ原で交換する列車は、駅での交換は行わない。
運行形態
日中は6本が充当
日中は6本の列車が運行する「6重連ダイヤ」で運用されている。まれに7本の列車が運行する「7重連ダイヤ」が実施されることもあるが、正月や大型連休、夏休みなどの最混雑時で、ごく一部の日に行われているものである。これは、鎌倉や長谷で乗車列が形成され、長谷の臨時出札口(通称:B口)が開いていることが条件であると言える。
運用番号を1~6の番号で勝手に呼んでいる
公式な運用番号、運用名などは公表されていない。しかし、1~6で表記された業務用時刻表が、4駅で掲示されていることから、それを運用番号と勝手に呼んでいる。
なお、[1]が橙、[2]が緑、[3]が赤、[4]が紫、[5]が桃、そしてが[6]が空というように色で運用を区別している駅もある。
特定の編成が特定の組み合わせや運用に充当することは皆無
単行を含めると225通りの組成、105通りの組み合わせがあるが、検査や事故などによる修復作業を行うための一時的な運用離脱を除いて、特定の編成が、特定の組み合わせや運用、藤沢方・鎌倉方のどちらかに充当する傾向があまりみられなかったことを、2014年度に毎日実施した運用調査で確認している。
つまり、305Fは一時運用離脱編成がなければ、15日間中、6日間は藤沢方に、6日間は鎌倉方に位置する組み合わせで運用に充当し、3日間は休むということになる。また、一時運用離脱編成がほかにあれば、12日間は運用に入り、2日間は休むという単純な考え方で問題ないだろう。
運転間隔は12分
江ノ電は、7時から20時までは12分間隔で運行されている。つまり、同一地点で12分の間に上下1本づつの列車が通過することを意味する。
これは1952年(昭和27年)から変わっておらず、交換場所の関係などで、これ以上間隔を狭めることはできない。
72分で一順
6本の組成が線内を行き来し、72分で運用が一順するようになっている。
藤沢11:00発の1運用(以下[1])が、次に藤沢を発車するのは12:12で、その次に13:24、14:36…と続いている。
片道36分
藤沢の発車時刻と、鎌倉の発車時刻の差は36分である。[1]の場合、鎌倉10:24、11:36、12:48、14:00…発が該当する。
運用番号の順番
藤沢11:00から[1],11:12が[2]で,[3],[4],[5]と続き、12:12が[6]で、12:24は[1]が来る。
鎌倉14:00から[1],14:12が[2]で,[3],[4],[5]と続き、15:12が[6]で、15:24は[1]が来る。
運用番号は同じでも同じ組成が来るとは限らない
運用番号に増解結や車両交換は考慮されていない。
運用番号だけを見ていると、出庫から入庫まで同じ運用番号で続いていて、増解結や車両交換がないように見えるが、極楽寺か江ノ島、(ごく稀に)鎌倉で増解結や車両交換する可能性がある。
日中は基本的に4両編成で運行
9:24~17:50までは、6本の編成、すべてが重連で運行されている。この状態を6重連ダイヤと呼ばれている。
しかし、2012年7月11日から2012年9月28日までの一部を除く平日には、節電ダイヤで運行されているため、11:36~15:35の[5]運用が単行で運転されている。
詳しくはこちらを参照されたい。
それ以外の増解結と車両交換は日によって異なる(?)が、日中は行わない
江ノ島(ごく稀に鎌倉でも)では増解結のみを行う。
極楽寺で増解結か車両交換のどちらを行うかは現場の判断に拠るものが多く、規則性を見出すことができない。
増解結と車両交換の可能性が高い時刻については、以下のとおり。
平日
- 鎌倉5:47発の藤沢行きが、極楽寺で増結か重連に車両交換
- 鎌倉6:11発の藤沢行きが、極楽寺で増結か重連に車両交換
- 極楽寺5:44発の藤沢行きが、江ノ島で前2両増結
- 鎌倉9:00発の藤沢行きが、極楽寺で後ろ2両を解放。その後、江ノ島で前2両を増結
- 藤沢17:24発の列車が極楽寺で後2両解放、もしくは単行に車両交換
- 藤沢17:48発の列車が極楽寺で後2両解放、もしくは単行に車両交換
- 鎌倉18:36発の列車が江ノ島で後2両を解放
- 藤沢18:12発の列車が極楽寺で後2両解放、もしくは単行に車両交換
実際に確認できた日中のイレギュラーな組成変更
- [4]の組成を逆にするために、重連の10:12藤沢行が江ノ島で後2両を解放、藤沢で折り返した単行が、江ノ島で開放した編成を再び後ろに増結し、10:36鎌倉へ向かった。(2012/04/06)
- 日中の営業運転に充当しなければならない編成を極楽寺検車区にて点検するため(?)に、午前中の運用を単行で運用し、午後には重連に戻る運用。(2012/06/15、2012/06/21)
- 節電ダイヤとして、2011年の07/01~09/22の平日は、[5]が江ノ島11:36発・藤沢行から15:35発・鎌倉行までの間は、単行で運転され、解放された車両は江ノ島駅構内の留置線で留置されていた。
- 2012年の2月と3月の平日には、[2]と[5]が一部区間を単行で運転された。
交換場所から次の交換場所までおよそ6分、折り返しに2分
交換可能な鵠沼、江ノ島、峰ヶ原(信)、稲村ヶ崎、長谷の各区間と、藤沢~鵠沼、長谷~鎌倉間の待避時間等を含んだおおよその所要時間は6分である。
[1]は、藤沢を11:00に出発、鵠沼11:05、江ノ島11:11、峰ヶ原(信)11:17、稲村ヶ崎11:24、長谷11:29(それぞれ発時刻)、 鎌倉11:34着で、折り返し11:36に鎌倉を出発する。
交換場所と終端駅の時刻に規則性がある
藤沢、鎌倉の発車時刻は、毎時00、12、24、36、48分に列車が発車する。
また、江ノ島、稲村ヶ崎は、おおよそ毎時00、12、24、36、48分に上下の列車が交換する。
鵠沼、峰ヶ原(信)、長谷では、おおよそ毎時05、17、29、41、53分に上下の列車が交換する。
土曜休日は遅延し、10分程度遅延すると運休が発生する
土曜休日などは混雑の影響で、列車が遅れることが日常茶飯事である。
11時ごろから徐々に遅延しだし、そのまま夕方まで遅延が増大する傾向が見られる。
18時ごろに、10分以上の遅れが発生している場合は、運休を発生させて、定時に戻すことがある。
運転を見合わせた場合、再開時には平常どおり
運転を見合わせるほどの輸送障害が発生し、再開するときは、所定時刻まで運転再開しないことが多い。
また、区間運転を行う場合も、運転を行っている区間は定時であることが多い。
江ノ電運用メモ(2011年7月改正版)
1番 | 藤沢1812にて極楽寺で藤沢方を開放、極楽寺終へ。 | 1 |
2番 | 重連のまま稲村終へ。翌朝は6番に入り、極楽寺で車交。江ノ島にて左留置車(前日6番鎌倉寄り)を藤沢寄りに増結。 | 2→6 |
3番 | 藤沢1724にて極楽寺で藤沢方を開放、江ノ島終1本目へ。中線に入線。翌朝は2番の藤沢寄りへ。 | 3→2 |
4番 | 重連のまま江ノ島終4本目へ。2番線に入線。翌朝は3番に入る。 | 4→3 |
5番 | 藤沢1748にて極楽寺で藤沢方を開放、江ノ島終2本目へ。右線に入線。翌朝は1番に入り、極楽寺で藤沢方に増結。 | 5→1 |
6番 | 鎌倉1836にて江ノ島で鎌倉方を開放、鎌倉方は左留置線へ。江ノ島終3本目で1番線に入線。翌朝は4番に入り、極楽寺で藤沢方に増結。 | 6→4 |
- 最終更新:2017-09-01 01:23:29