保線データ
線路
30kg/mレールと、37kg/mレールを使用している。
従来は30kg/mレールを使用しているが、現在では37kg/mレールに重軌化されることが多い。
しかし、曲線部などでは30kg/mレールが使用されている。これは線路を保線員が機械を使わず曲げるためである。
枕木
木、コンクリート(PC)、ガラス繊維の3種類を使用している。
直線部を中心にPC枕木に移行しつつあるが、急曲線部等では木製のものを現在も使用している。
分岐部ではガラス繊維製のものを使用している。
また、極楽寺駅構内を流れる極楽寺川の橋梁部分は、枕木がなく、橋梁の中心部分に金属製の棒で線路が固定されている。
護輪注油
車両側に軌条塗油器が搭載されていることが多いが、江ノ電ではそのような車両はない。
そのため、保線班が巡回し、専用の器具で塗油を行う。
また、長谷4号~5号踏切間には、草野産業製の定置式レール塗油器F-2型が設置されている。
- 最終更新:2013-01-17 18:10:51